廃棄物中間処理森定 謙治

地域のための公益事業

01仕事内容

私たちのミッションは、廃棄物が熱回収やマテリアル変換等のリサイクルのループに乗せる処理を行う事で、埋立処分を可能な限り少なくし、産業・社会・環境に貢献する事です。
私の担当させて頂いている中間処理業務は、廃棄物の中から、リサイクル工程に廻せるものとこれ以上活かせないものを選別し、破砕機や圧縮機で処理して、活かせる状態に加工する作業です。
最終処分と呼ばれる、これ以上活かせない処理を可能な限り減らし、効率的にエネルギー・マテリアル変換される形態、形状にしていきます。

森定 謙治

02やりがいを感じる瞬間は?

何度も言いますが、廃棄物は埋め立ててしまうと活きようがありません。それでお終いです。
廃棄物には埋立最終処分しか出来ない物もありますが、そのままリサイクルに廻せる物もあります。 また、「工程を加えれば」リサイクル出来る物が多くを占めます。中間処理工程の現場ではここが活躍の領域です。処分比率(入庫廃棄物と埋立廃棄物の重量比)が重点経営管理項目の一つに挙げられています。わたしたちの部門ではこの指標がダイレクトに「地球に、たねまき」を感じさせやりがいを感じるものでもあります。
また、「工程を加えれば」という事は「処理コストを掛ければ」と言い換えられます。処理現場の生産性向上は継続的な課題です。経験の長短がある中で、メンバーの業務改善に向けた発想や発言が見えた時とてもやりがいを感じます。

地域のための公益事業

03仕事をする上で大切にしていることは?

わたしたちのお客様は、排出者たるお客様inと出し先(リサイクル事業者、最終処分場)たるお客様outといった2面性があります。洒落ではありませんが正に2つのお客様の中間に位置しています。
排出側、受入れ側双方のお客様の要求品質、利害は相反もしますし、各々別側面の課題を抱えていらっしゃいます。リサイクルループで上流、下流は無いのでしょうが、仲人業ではありませんが左右両側面の立場が違うお客様の間に立ってお客様と一緒に課題に取り組みたいです。

森定 謙治

04フルカワの、「ここが良い」

わたしたちは職場での取決めをするとき等はメンバー皆で考え、疑問に思う事や建設的な意見や問題点は黙っていないで共有する事が重要と認識出来ています。トップダウンでは無くてボトムアップが許され、むしろ奨励される職場風土に誇りを持っています。
強権的な事は一切無く、ともすれば稚拙だったり甘えていたりするわたしたちの話を真剣に聞いて下さり、適格で解りやすいアドバイスを下さる社長。社長のわたしたち現場への対応もこうした風土作りを後押しして下さっています。

地域のための公益事業

05メッセージ

わたしたちの仕事は「静脈産業」と言われています。製品やサービスを社会に送り出す「動脈産業」に比べると日陰のイメージが拭え無いかとも思います。しかし、静脈が無いと動脈も機能しません。どんな仕事も社会に貢献しますが、産業界とそのお客様である社会にとって不可欠な存在が私たちの仕事です。
また、「やりがい」で言いましたように、業務の扱い量そのものが地球ベースの課題対応に直結しています。リサイクルループの起点となる業務。一緒にやりませんか。
地球に、たねまき